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東京都の月間放射能セシウム降下量 8月も依然、全国三位 (FGW)

2013-09-30 18:20:12

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houshanou21194原子力規制委員会が30日にまとめたデータによると、8月の全国都道府県別の放射能汚染物質の月間降下量調査で、東京都は前月に続いて全国第三位のセシウム量を検出した。検出量は次第に減少しているものの、福島、茨城に次いで、東京に降下してくるセシウム量が他の府県よりも高い傾向は維持されている。

 

公表データによると、8月の月間放射能降下物(環境放射能水準調査結果)は、福島県が総セシウム量で1k㎡当たり672GBqで、群を抜いて高い値だった。二位は茨城県の9.3MBq、次いで東京都が5.2MBqとなっている。東京都の値は宮城県(4.4MBq)、栃木県(3.6MBq)、群馬県(3.0MBq)、千葉県(2.78MBq)を上回った。

東京都の検出値は、7月(6.6MBq)に比べて、1.4MBq改善はしている。反対に福島県は293MBqも悪化している。福島県で数値が増加しているのは、福島第一原発の事故時に森林地帯などに飛散した放射性物質が拡散しているためか、あるいは事故原発から今も、大気中への流出があるのかは不明。

 

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/9000/8187/24/195_Aug_0930.pdf