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福島第一原発の港湾外1㌔の海水でセシウム1.4ベクレル検出(各紙) 「汚染水の影響は"不完全"にブロックされている」

2013-10-10 21:49:07

港湾内への流出が継続しているのだから、港湾外に流出するのは当たり前。影響はどんどん拡大していく
港湾内への流出が継続しているのだから、港湾外に流出するのは当たり前。影響はどんどん拡大していく
港湾内への流出が継続しているのだから、港湾外に流出するのは当たり前。影響はどんどん拡大していく


各紙の報道によると、東京電力は10日、福島第1原発の港湾外の海水で、放射性セシウム137が1リットル当たり1・4ベクレル検出されたと発表した。陸側から漏れた汚染水の影響の可能性があるため、東電は国に通報した。

セシウムが検出された場所は「港湾口東側」と呼ばれる調査地点で、第1原発の沖合約1キロ。8日採取の海水から検出された。この場所を含め港湾外の3地点で今年8月から海水の調査を始めたが、これまでセシウムは検出されていなかった。

 

ただ、検出された値は、世界保健機構(WHO)が定める飲料水のガイドライン(同10ベクレル)を大幅に下回っており、東電は「健康に影響はない」と説明している。

 

しかし、安倍晋三首相は東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会総会で「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」と説明していた。発見された濃度が低いから「影響はブロックされている」と言い訳するのだろうか。

 

 

http://www.tepco.co.jp/index-j.html