HOME |スイス、事故に備え原発周辺住民へのヨウ素剤配布を拡大ー半径50キロ圏、約500万人へ/スイス24時(フランスねこ) ほかの国はフクシマの事故から学んでいるが・・・ |

スイス、事故に備え原発周辺住民へのヨウ素剤配布を拡大ー半径50キロ圏、約500万人へ/スイス24時(フランスねこ) ほかの国はフクシマの事故から学んでいるが・・・

2014-01-27 23:46:47

スイスの原発所在地
スイスの原発所在地
スイスの原発所在地


スイス連邦議会は1月22日、原発から半径50キロ以内に住む全住民及び企業関係者に対しヨウ素剤を配布する議会命令を可決した。ヨウ素剤は原発事故が発生した際に甲状腺被ばくを防ぐために服用する。2011年の福島原発事故を受け、配布対象者を大幅に拡大する。

スイスではこれまで、原発から半径20キロ半径に住む全ての大人と子どもに対しヨウ素剤を配布してきた。今回の措置により配布対象者は120万人から460万人に増加する。ヨウ素剤の配布にかかる費用3千万スイスフラン(約 円)は、原発を運営する各電力企業が共同で負担する。

今回配布が決定したヨウ素剤は、今年秋より郵便で送付される予定。大人・子どもに関わらず、錠剤12個入りの箱を受け取ることになっている。配布されるヨウ素剤は10年間有効。

(抜粋、要旨)

● 元の記事:「原発事故:約500万人にヨウ素錠剤を配布」/スイス24時(1月22日) (« Accident nucléaire. Près de 5 millions de Suisses recevront des comprimés d’iode », 24 Heures Suisse, 2014.01.22)

http://www.24heures.ch/suisse/Pres-de-5-millions-de-Suisses-recevront-des-comprimes-d-iode/story/20622193

 

http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/