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福島原発 タンク汚染水漏洩 東電 弁開放操作人物特定できず(福島民報) 現場対応の掌握ゼロを露呈
2014-03-01 21:11:06
東京電力福島第一原発の地上タンクから高濃度の汚染水約100トンが漏れた問題で28日、東電はタンクにつながる配管の弁を開閉した人物を特定できていないことが分かった。作業員への聞き取り調査を進めているが、漏えい判明から1週間以上が経過しても、手掛かりはつかめないという。
楢葉町の東電福島復興本社で、相沢善吾副社長らが記者会見して明らかにした。東電はこれまでに119人の聴取を終えた。このうち約30人から、さらに詳しく事情を聴いている。
汚染水漏れを受け、東電は今後、敷地内のタンク群にある計約130カ所の弁に施錠し、鍵は免震重要棟など別の場所に保管する。
供給ポンプの強制停止システムも改善する。これまでは送水先に指定されていたタンクの水位が異常に高まった場合のみ作動していたが、今後は送水先に指定されていないタンクの水位が高くなった場合も作動させる。
タンクエリアの監視カメラに録画機能を取り付けるほか、カメラの数を増やす。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014030114221