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石原伸晃環境相 中間貯蔵で用地賃借を再度拒否 (福島民友) 最終処分場化を念頭(?) 

2014-03-17 12:35:39

石原環境相
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福島県の除染で出た汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、石原伸晃環境相は16日、建設用地を国有化する政府方針は変えず、福島県が要請した賃借方式は拒否する姿勢をあらためて示した。

 

政府は今月末に示す見直し計画で、候補地の大熊、双葉2町への集約には応じる方針だが、用地の扱いで福島県や双葉郡8町村と主張の隔たりは埋まらず、受け入れ是非の判断に影響する可能性もある。

 
石原環境相は福島市で報道陣に対し、賃借を認める選択肢について「全く考えていない」と明言。「国が責任を持って(搬入開始後)30年間、施設を管理運営する。(地権者との)借地権交渉などが毎年あったり、地主が(用地の)中に入ってきたりするようなことがあれば、安全、安心に施設を管理運営することはできない」との見解を示した。

 

建設用地について県は双葉郡8町村の要望を受け、賃借を含めて住民意向に沿って対応するよう政府に申し入れたが、石原環境相はこれまでの国会答弁でも、借地を明確に拒否していた。

 
政府の見直し計画では、県がほかに求めた地域振興策、県外最終処分の法制化に向けた具体的な方針を提示できるかも焦点となる。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0317/news6.html