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東電福島原発 ALPSによる処理済み保管タンクに未浄化汚染水流入の可能性 これまでの作業全部ムダに(?)(FGW)
2014-03-19 17:52:22
東京電力福島第1原発の汚染水処理設備「多核種除去設備(ALPS)」が異常発生で、3系統全部が停止状態となった問題で、東電は19日、ALPSで処理した浄化水を貯蔵していたタンク21基に、高濃度の汚染水が流れ込んだ可能性があると発表した。
ALPSは試運転中で、来月から本格運転を目指しているが、今回のトラブルで本格稼働は極めて厳しいといえる。
東電によると、それまでALPSで処理・浄化した水は、トリチウムの除去ができないため、いったん、敷地南側にある「J1エリア」と呼ばれるタンク群に移送していた。ただ、容量が1基当たり1000tのタンク21基がそれらの貯蔵に当てられているが、タンク全体が配管でつながっているため、浄化できなかった汚染水が21基全体にに行き渡った可能性があるという。
そうなると、これまでの試験浄化で処理した処理水がすべて無意味だったことになる。ALPSは昨年3月から試運転しており、一日平均の処理量は約180t。東電福島第一原発で発生する汚染水は一日約400tなので、フル稼働しても半分以下の能力しかない。しかし、今回のように3系統全部が止まると、400t全体が未処理のままとなり、貯蔵タンクの逼迫感が高まることになる。
ALPSが浄化した後、最初に保管されるタンクの水を採取したところ、ベータ線を出す放射性濃度は1リットル当たり920万〜360万ベクレルあった。そこから移送される21基のタンク群の1基からは同560万ベクレルを検出した。本来はALPSで完全に処理されれば、同100〜200ベクレル程度になるはずだった。
東電はALPSのA,B,Cの各系統の出口水と、下流側のサンプルタンクA,B,C及び移送先のJ1エリア(D1)タンクの全ベータ放射能濃度の分析結果を以下のように公表した。
・A系出口:2.7×10^2Bq/L(採取日:3月17日)
・C系出口:2.2×10^2Bq/L(採取日:3月17日)
・B系出口:1.1×10^2Bq/L(採取日:3月14日)
・B系出口:1.4×10^7Bq/L(採取日:3月17日午前10時45分)
・B系出口:1.1×10^7Bq/L(採取日:3月17日午後2時15分)
・サンプルタンクA:5.1×10^6Bq/L(採取日:3月18日)
・サンプルタンクB:3.6×10^6Bq/L(採取日:3月18日)
・サンプルタンクC:9.2×10^6Bq/L(採取日:3月18日)
・J1エリア(D1)タンク:5.6×10^6Bq/L(採取日:3月18日)
これらの結果について東電は「通常と同程度の値であり、除去性能に異常はみられない」としている。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1234849_5851.html

































Research Institute for Environmental Finance