HOME |第1原発で土砂下敷きとなった男性死亡 収束作業中で初の事故死(時事) |

第1原発で土砂下敷きとなった男性死亡 収束作業中で初の事故死(時事)

2014-03-29 18:59:01

福島原発
福島原発
福島原発


東京電力は28日、福島第1原発で放射性廃棄物を保管する施設の補修工事をしていた協力企業の男性作業員が、コンクリート片や土砂の下敷きになったと発表した。

 

双葉署によると、作業員は広野町、安藤堅(かたし)さん(55)で、いわき市の病院に運ばれたが、約3時間後に死亡が確認された。

 

東電によると、2011(平成23)年3月の原発事故後、収束作業中の事故による死亡例は初めて。同署は原因を調べるとともに業務上過失致死容疑で現場の安全管理に問題がなかったかどうか捜査している。安藤さんは作業のため新潟県から訪れていたという。
東電や同署によると、事故は28日午後2時20分ごろに発生。安藤さんは固体廃棄物貯蔵庫脇に掘った深さ約2メートルの穴に入り、基礎部分のくいを地中で補修していた。

 

死亡事故を受け、東電は29日に予定していた同原発での全ての工事関係作業を中止し、作業が安全に行われているかどうかを点検する。東電は「再発防止に努めていく」としている。

関連記事http://financegreenwatch.org/jp/?p=42531

http://www.minyu-net.com/news/news/0329/news8.html