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福島沖で漁獲のセシウム基準超過のシロメバル 基準の2.5倍の254ベクレル 汚染魚種拡大する(FGW)

2014-04-03 13:38:33

シロメバル
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シロメバル


福島県沖の水産物の最新放射線物質モニタリング調査で、広野町沖で漁獲されたシロメバルから食品基準を2.5倍上回る254.1ベクレルのセシウム量を検出したほか、イシガレイ、アイナメなど多様な魚種から基準超過が確認された。

 

福島県が2日に公表した水産物の放射性物質調査は、3月末に漁獲したもの。従来と同様、食品基準(Ikgこのうち、今回の調査で最高値のセシウムを検出した広野町沖では、シロメバル以外でも、コモンカスベ127.3ベクレル、アイナメ115.1ベクレル、ヒラメ86.6ベクレルなどと、かなり多くの魚種から高い値が検出された。

 

また、いわき市沖マコガレイ164.7ベクレル、相馬市沖イシガレイ155.6ベクレル、富岡町沖のシロメバル127.8ベクレル、金山町沼沢湖のヒメマス102.8ベクレルなどの基準超過魚があったほか、50ベクレル~100ベクレルの間の”準汚染魚”についても、いわき市沖のババガレイ85.5ベクレル、猪苗代町の酸川支流イワナ98.4ベクレルなど、多様な魚種でセシウム汚染が進んでいることが改めて確認された。

http://www.new-fukushima.jp/monitoring/result.php