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東電福島第一原発 先週末の汚染水の誤移送「人為的要因」強まる 東電 作業員らを聴取へ (福島民友) 不信の現場

2014-04-17 13:05:18

焼却工作建屋1階仮設分電盤(ポンプ停止後)
焼却工作建屋1階仮設分電盤(ポンプ停止後)

東京電力福島第1原発で使う予定がないポンプが起動し、汚染水約203トンが移送先ではない建屋に流れた問題で東電は15日、ポンプを起動するための機器類に異常はなかったと発表した。
誰かが故意にポンプを起動させた可能性も含め、原因は人為的要因に絞られる見通し。

 
東電は今後、問題の発覚前後に建屋付近で行われていた作業内容に関して調査を進め、当時付近にいた作業員らを対象に聞き取り調査を行う方針。

 
東電は当初、ポンプを起動させる機器の故障の可能性も含め原因を調査していたが、正常に作動することが判明した。今後は人為的要因を焦点にした調査に入る。

 

しかし、2月に地上タンクから汚染水が漏えいした際も、東電は漏えいにつながった弁の開閉について、誰が操作したのかを特定できなかった。原因究明に向けた調査の在り方が問われそうだ。

 

汚染水の誤送は11日に発覚。汚染水には放射性セシウムが1リットル当たり3700万ベクレルと極めて高い濃度で含まれていた。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0416/news8.html