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東電が原発事故被害地の不動産全損扱い受諾 飯舘・蕨平集団ADR申し立てで(福島民友)

2014-05-29 16:18:07

人が住めなくなってしまった双葉町、ここには「明るい未来」はない
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東京電力福島第1原発事故に伴う居住制限区域の飯舘村蕨平(わらびだいら)地区住民が東電に損害賠償を求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)の集団申し立てで、東電は28日までに、原子力損害賠償紛争解決センターが示した和解案のうち、帰還困難区域と同等に不動産を全損扱いとして賠償することを受諾した。

帰還困難区域と同等の精神的損害賠償と被ばく不安に対する慰謝料の増額は拒否した。27日に回答書を同センターに提出した。

 

東電はこれまで和解案について、帰還困難区域と同等の賠償を認める部分の回答を保留していた。申し立てた住民は東電に和解案全ての受諾を求めており、担当弁護士が今週中にも、同センターに東電を説得するよう求める意見書を提出する方針。

http://www.minyu-net.com/news/news/0529/news6.html