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「吉田調書」の公開請求 内閣官房に原発被災者ら 政府の「情報独占」を非難 提訴も検討(福島民友)

2014-06-06 13:01:21

故吉田昌郎所長の意思を国民に伝えることができるか
故吉田昌郎所長の意思を国民に伝えることができるか
故吉田昌郎所長の意思を国民に伝えることができるか


東京電力福島第1原発事故の被災者らは5日、政府の事故調査・検証委員会が吉田昌郎元所長(故人)から事故当時の状況を聞いた「聴取結果書」を開示するよう内閣官房に情報公開請求した。開示されない場合は提訴するという。
都内で記者会見した代理人の海渡雄一弁護士は「事故で何が起きたか正確に知るための重要な1次資料。市民の共有財産で、政府が独占すべきではない」と話した。

 

請求者の1人で福島原発事故告訴団の武藤類子団長(三春町)は「刑事責任を追及している立場として、真実を明らかにすることは重要。被害者を救済し、二度と悲劇が起きないためにも情報は開示されるべき」と強調した。

http://www.minyu-net.com/news/news/0606/news6.html