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福島・いわき市沖で採れたイシガレイから 240ベクレル(1kg当たり)の基準超過セシウム検出、イワナも、ヤマメも基準超(FGW)

2014-06-24 15:55:54

底魚のイシガレイ。セシウムが蓄積しやすい
底魚のイシガレイ。セシウムが蓄積しやすい
底魚のイシガレイ。セシウムが蓄積しやすい


福島県の水産物を対象とした最新の緊急時モニタリング検査結果によると、同県いわき市沖で採取されたイシガレイから、食品基準(1kg当たり100ベクレル)を倍以上上回る240ベクレルのセシウムを検出した。

 

また阿賀川水系の只見川支流の板沢川からはイワナ190ベクレル、阿武隈川水位系布川からヤマメ130ベクレルが検出された。淡水魚の汚染は一向に減らず、イワナについては、阿武隈川水系の石田川からも91ベクレル、阿賀川水系中ノ沢から64ベクレルと、いずれも基準以下ではあるが、50ベクレルを上回るレベルのものが捕獲されている。

 

福島県の森林はほとんど除染されておらず、森林に拡散されたセシウムは大半が表土に付着したままで、自然除染には200年はかかると言われている。

 

このほか海洋魚では、広野町沖のババガレイ67ベクレル、同コモンカスベ63ベクレル、いわき市沖のコモンカスベ同63ベクレル等が比較的高い値を示した。

http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/71222.pdf