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東電福島第一原発 構内ケーブル誤切断で約6時間停電 「人為ミス」認める(各紙)

2014-07-15 14:54:05

このようなケーブルが土中で多数交錯している
このようなケーブルが土中で多数交錯している
このようなケーブルが土中で多数交錯している


各紙の報道によると、東京電力は14日、福島第1原発で協力企業の作業員が構内での1-4号機サブドレン浄化設備付属土木関連工事の際、地中の電源ケーブルを誤って切断したため、構内モニタリング等が一時、停止状態になった。



東電によると、作業前の時点で掘削工事範囲に埋設してあるケーブルの位置を把握していたが、「協力企業との意思疎通が十分でなく、誤切断を招いた」と人為ミスを認めた。ケーブルの遮断は、警報が鳴って、断線していることが判明してわかった。
構内モニタリングは代替措置で約2時間後に測定を再開、電気系統も約6時間後には回復した。停電による使用済み核燃料プールの冷却や敷地境界の放射線量測定機器などへの影響については、「別の電源を使用しており正常に機能した」としている。
東電によると、掘削工事範囲には、構内の設備に電気を供給しているケーブルと使用を停止しているケーブルが複数埋設してあった。作業前に切断しても影響のないケーブルについて協力企業に周知したが「どれが重要なケーブルなのか、認識のずれがあった」とし、誤切断の原因に情報共有の不備を挙げた。

http://www.minyu-net.com/news/news/0715/news11.html