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「脱原発」福島で4年連続の原水禁世界大会開幕。　「川内原発再稼動反対」と実行委員長強調（河北新報）

2014-07-28 15:44:39

福島市で開幕した原水爆禁止世界大会
福島市で開幕した原水爆禁止世界大会
福島市で開幕した原水爆禁止世界大会


原水爆禁止日本国民会議（原水禁）などが主催する原水爆禁止世界大会が２７日、福島市で始まった。

福島での開幕は福島第１原発事故があった２０１１年から４年連続となる。原発事故の被災者や原爆被爆者ら約１３００人が参加。川野浩一原水禁世界大会実行委員長が「原発事故で多くの人がふるさとや地域のつながりを失った。川内原発の再稼働を許してはならない」と述べた。

 

原発事故で避難した女性らが弁当提供などの活動をする任意団体「かーちゃんの力プロジェクト」の渡辺とみ子会長は「福島で作った食品は放射性物質の検査をしなければならず、毎回複雑な気持ちになる。もう誰にも私たちのようなつらい思いをさせたくない」と脱原発を訴えた。

 

大会では「原発事故の深刻な状況を見詰め、脱原発を実現する」とアピールを採択し、市内をデモ行進した。大会は原爆の日に合わせ８月４～６日に広島、７～９日に長崎と会場を移して続く。

 

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140728_63036.html