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環境省が福島・楢葉町の住宅地で追加除染を実施へ。容易に下がらぬ放射線量(福島民友)

2014-09-25 12:09:14

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fukushimajyosenuntitled2fukushimajyosenuntitled2fukushimajyosen4untitledjyosenimagesCAB7UHR9環境省は24日、楢葉町で行った直轄除染で効果の薄かった高線量箇所の追加除染を10月に開始する方針をにした。

いわき市で同日開かれた町議会全員協議会で示した。

 

議員からは追加除染を行う際の基準の明確化を求める声が相次いだが、同省担当者は「一定の線量で一律に決めることはできず、局所的に線量の高い場所から取り組む」と述べるにとどめた。

 

同省は今年3月末までに約2400世帯で除染を完了。4月から除染効果を確認する事後モニタリングを行っている。

 

協議会で、同省は宅地の事後モニタリングの速報値を報告。8月13日までに終えた約4割の宅地の数値の測定結果をまとめた。

 

高さ1メートルの空間線量は除染前の平均値毎時0.83マイクロシーベルトから0.34マイクロシーベルトに約59%低減し、「面的な除染効果はおおむね維持されている」と評価した。

 

一方、松本幸英町長は協議会終了後、報道陣に「今後も毎時0.23マイクロシーベルト以上は徹底的な除染を求めていく」と従来の主張を繰り返した。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0925/news10.html