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国の安易な「避難勧奨」解除に 福島・南相馬市の住民1210人が「反対」の”連名状”提出(福島民友)

2014-11-05 18:30:45

南相馬市の放射性物質測定
南相馬市の放射性物質測定
南相馬市の放射性物質測定


東京電力福島第1原発事故に伴う南相馬市の特定避難勧奨地点(142地点152世帯)を抱える行政区の区長などでつくる南相馬・特定避難勧奨地点地区災害対策協議会(菅野秀一会長)、住民グループの南相馬・避難勧奨地域の会(小沢洋一世話人)は4日、政府に対し、避難勧奨地点の指定を解除しないよう求める市民1210人分の署名と要請書を提出した。
要請書では、両会は指定解除を隣接する避難区域の同市小高区や飯舘村の同時期とすることや、政府の除染後も地面やコンクリートでみられる放射性物質汚染の再調査などを求めている。

 

菅野会長らは福島市の復興庁福島復興局に署名を提出後、県庁で記者会見し、指定解除に反対する理由などを説明。菅野会長は「政府が指定解除に向けて放射線量を測定している庭や玄関先以外の所で高い線量の場所が多くあり、指定解除は認められない」と述べた。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/1105/news10.html