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四国電力伊方原発 原子炉補助建屋内の配管から廃液漏れ、微量の放射性物質検出(各紙)

2014-11-19 00:40:56

伊方原発
伊方原発
伊方原発


各紙の報道によると、18日午後0時40分ごろ、四国電力伊方原発2号機(愛媛県伊方町)の放射線管理区域にある原子炉補助建屋内の配管から、微量のコバルト60などの放射性物質を含む水が漏れているのが見つかった。

四国電力によると、現在のところ、外部への漏えいや作業員の被ばくは確認されていないという。

 

事故の状況は、原子炉補助建屋内から原子炉冷却水や作業着の洗濯排水などが混じった低レベル放射性廃液が、ステンレス製の配管(直径34ミリ)から漏れ出していたという。廃液はすでに乾燥した状態だった。検出された放射性物質はコバルト60が8500ベクレルだった。同水準は、国への報告基準の約500分の1の量で微量という。

 

四電によると、配管には目に見えるようなヒビは発見されていないが、微細な穴ができた可能性がある。詳細な原因を調べている。