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10月の東京都への放射性セシウムの月間降下量 前月とほぼ横ばい、福島は倍増。規制委の調査(FGW)

2014-11-28 16:14:12

sesiumu10gatsuキャプチャ
sesiumu10gatsuキャプチャ原子力規制委員会が公表した10月の全国の放射性物質降下量調査によると、東京の降下量は1k㎡当たり1.22メガベクレルと、9月の数値とほぼ横ばいだった。

全国では、福島県が1280メガベクレルと最も高く、ついで、茨城(5.2メガベクレル)、宮城(1.36メガベクレル)と続き、東京は4番目だった。以降、栃木(0.90メガベクレル)、群馬(0.81メガベクレル)、千葉(0.80メガベクレル)、神奈川(0.51メガベクレル)の順。

東京は前月の9月は1.20メガベクレルだったから、ほ横ばい。福島は9月が600メガベクレルと改善していたのが、倍増した形だ。茨城県も9月より約5割アップした。

各地に雨等の際に降り注ぐ放射性物質の原因は、福島や隣接する茨城t等は、東電福島第一原発の影響が今も続いているとみられるが、東京やその他の地域では、一般廃棄物中に含まれる放射性物質が焼却等の際に大気中にいったん放出され、雨等で降り注いでいることの影響が大きいとみられる。

実際、福島原発から遠く離れた島根県松江市でも、セシウム137が0.036メガベクレル検出されたほか、静岡でもセシウム合計で0.214メガベクレルを検出している。

 

http://radioactivity.nsr.go.jp/en/contents/10000/9174/24/195_20141128.pdf