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東電 福島第一原発の汚染粋貯蔵「ボルト型」タンク 1月にも撤去開始へ。耐用年数も限界。溶接型に置き換え。 

2014-12-25 11:41:36

ALPSで処理した水をタンク群に送る途中で漏えいした現場を、視察する県廃炉安全監視協議会のメンバー=24日午後0時50分、大熊町・福島第1原発
ALPSで処理した水をタンク群に送る途中で漏えいした現場を、視察する県廃炉安全監視協議会のメンバー=24日午後0時50分、大熊町・福島第1原発
ALPSで処理した水をタンク群に送る途中で漏えいした現場を、視察する県廃炉安全監視協議会のメンバー=24日午後0時50分、大熊町・福島第1原発


東京電力は24日、福島第1原発で昨年、高濃度汚染水漏れが問題となったボルトを締めてつなげた簡易な造りのタンクについて、来年1月にも撤去を開始する方針を示した。

県や原発周辺市町村、専門家でつくる県廃炉安全監視協議会の第1原発現地調査で東電が説明した。

 
汚染水漏えいを受け、東電はボルト締め型タンクのうち設置時期の早い96基を対象に、鋼板の接ぎ目がなく、より耐久性の高い溶接型タンクへの置き換えを進めている。汚染水を貯蔵したタンクの撤去に向け東電は、原子力規制委員会に認可を申請している。

 
現地調査には同協議会から約30人が参加、新設されたタンクの一時仮置きテントやタンクを裁断するための解体設備を視察した。

 

このほか同協議会は、汚染水から62種類の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)の処理水が配管から漏れた現場を確認。東電は原因について、手順書を作成する際に図面を誤認、誤った書類を作成したためと説明した。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/1225/news10.html