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東電福島原発 汚染雨水垂れ流し問題、流出は原発事故直後から。東電も認識しながら、現場を放置(福島民友) 犯罪?

2015-02-27 12:37:08

増田尚宏最高責任者
増田尚宏最高責任者
増田尚宏最高責任者


東京電力福島第1原発2号機原子炉建屋から放射性物質で汚染された雨水が排水路を通じて港湾外(外洋)に流出していた問題で、東電が原発事故の発生直後から、汚染雨水が港湾外に流出している可能性を認識していたことが26日、分かった。福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は会見で「現場に近づけず、排水路への対策が後手に回った」と現場を放置していたことを認めた。

 
増田氏によると、この排水路は第1原発構内に降った雨水を港湾外に流すため事故前からあった。事故後は排水路の周辺が飛散した高濃度の放射性物質で汚染され、流入する雨水と混じり港湾外に流れ出ていた。

 

東電は昨年1月、原子力規制委員会の専門家検討会でこの排水路から採取した水の放射性物質濃度の測定結果を報告。増田氏は「この時点で(高濃度の雨水が検出されているとの)問題意識を持った」と述べ、当初説明していた昨年4月より前の昨年1月には問題を把握していたことを明らかにした。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0227/news8.html