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福島第一原発の5、6号機付近の道路脇の土手で同時出火。放火か?(FGW)

2015-03-21 22:26:20

fukushimakasai2キャプチャ
火災現場
火災現場


東京電力によると21日正午前、福島第一原子力発電所の5号機と6号機付近の道路沿いの土手で火事が起きた。二か所で約50㎡を焼いて消し止められた。ケガ人はいなかったが、道路際の左右で発生していることから、放火の可能性も出ている。

火事に気付いたのは、原発構内を走るバスの運転手。21日午前11時48分頃、「福島第一原発5,6号機付近の道路脇の土手から火が出ている」と運転手から通報が入った。

燃えたのは道路沿いの二か所で一方が30㎡、もう一方は20㎡ほど、道路脇の草や枯れ木を焼いて、約30分後に駆けつけた原発職員らによって消し止められた。fukushimakasai2キャプチャ

東京電力によると、この火災によって、空間の放射線量をはかるモニタリングポストの数値等には特段の異常は起きていないという。また、廃炉作業を行っている1号機ー4号機の作業にも影響はなかったという。

地元の警察と消防が詳しい出火原因について調べているが、火災が道路を隔てた二か所の道路脇でほぼ同時発生していることから、道路を通行した何者かが火をつけた可能性が出ている。

fukushimakasai3キャプチャ何からのイタズラか、あるいは廃炉作業への意図的な妨害か、