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東京電力 福島第一原発廃炉作業で、原子炉からの溶融燃料取り出しで水棺案など3工法提示(河北新報) 本命は3案以外の「石棺化」か

2015-04-10 14:40:22

fukushimareactor4
fukushimareactor4東京電力福島第1原発の廃炉作業について、国や東電が取り組み状況などを自治体関係者らに説明する「廃炉・汚染水対策福島評議会」(議長・高木陽介経産副大臣)が9日、郡山市であった。

 

炉心溶融(メルトダウン)した1~3号機に残る溶融燃料(燃料デブリ)取り出しに向け「気中工法」など3工法が提示された。

 
国の原子力損害賠償・廃炉等支援機構が「戦略プラン」案として公表。(1)格納容器を水で満たす「冠水工法」で上から取り出す(2)デブリがある底部だけに水を張る「気中工法」で上から取り出す(3)「気中工法」で横から取り出す-の3工法を示した。

 
冠水工法は格納容器の止水や耐震性、気中工法は放射性ダストの飛散対策などが課題で、2018年度中に工法を確定させる。機構の山名元副理事長は「世界中からあらゆる技術的知見を集め、最良の解決策を打ち出す」と語った。

 
評議会には周辺自治体の首長や農漁業団体関係者ら約40人が出席。13年に南相馬市のコメからセシウムが検出された問題について「原発由来ではないというが、原因不明のままでは農家が作付けを再開できない」(桜井勝延市長)といった指摘があった。

 

情報公開の在り方などをめぐっては「国がもっと前面に出るべきだ」(宮本皓一富岡町長)との意見が出された。