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福島・二本松市内で6月採取の天然イノハナから 653.1ベクレルのセシウム検出。「自家消費用」というけれど。山野の汚染継続を裏づけ(FGW)

2015-07-13 13:11:26

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福島県二本松市で6月に採取された天然のイノハナから食品基準を上回る653.1ベクレル(1kgあたり)のセシウムが検出された。イノハナはコウタケともシシタケなどとも呼ばれる。香りの高さで有名で、幻のキノコとも言われる。

汚染超過となったのは6月8日に検査したもので、同市安達地区油井で採取された。二本松市内で採取した野生のキノコは出荷制限がかかっており、今回のイノハナは自家消費用として採取されたものを検査した。

イノハナは香りが珍重され、100gでも数万円することもあるという高級キノコ。

二本松市内からは、5月にも1630ベクレルのコシアブラや678ベクレルのタケノコなど20件以上も基準超過の食品が見つかっている。多くがタケノコやコシアブラ、タラノメ、ワラビ、シイタケなどの山菜やキノコ類。出荷制限はかかっているというものの、野生のキノコ類を採取して持ち帰る人もいるとされ、山林等の管理が求められる。

 

http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/higashinihondaishinsai-kanren/jikashohi-nousanbutu.html