HOME |福島県浪江町津島の住民が29日提訴へ 「ふるさとを奪った」国と東京電力に賠償請求(福島民友) |

福島県浪江町津島の住民が29日提訴へ 「ふるさとを奪った」国と東京電力に賠償請求(福島民友)

2015-09-08 13:39:25

namietsushimaキャプチャ

東京電力福島第1原発事故で古里を奪われたなどとして、帰還困難区域に指定された浪江町津島地区の住民約30世帯約120人が29日に、国と東電に損害賠償などを求めて地裁郡山支部に提訴することが7日、原告団への取材で分かった。


 原告団によると、今回の原告は約30世帯だが、現在、同地区の半数以上の237世帯が提訴を検討しており、準備が整った原告から追加提訴していく方針。

namietsushima


 訴訟では、事故による放射線で同地区が汚染されたことの確認を求めた上で、年間被ばく線量1ミリシーベルト以下になるまでの除染を要求。さらに、線量が下がるまでの精神的損害賠償として1人当たり月35万円、健康被害の不安に対する慰謝料1人当たり300万円を求める。

 

また、原状回復されない場合は古里喪失への慰謝料として1人当たり3000万円も請求する。二本松市で12日に決起集会を開く。

http://www.minyu-net.com/news/news/0908/news2.html