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福島市内で 家庭の食卓用キノコ(コウタケ)から 基準を100倍上回る1万1197ベクレルのセシウム検出。放射能汚染の継続を実証(RIEF)

2015-11-27 16:49:08

koutake2キャプチャ

福島市が公表した10月分の家庭で利用する食品中の放射性物質測定検査の結果、キノコのコウタケから1kg当たり1万1197ベクレルのセシウムを検出した。マツタケからも高濃度を検出した。

 

 10月に、出荷分ではない自家消費分として、市民によって各検査所に持ち込まれた食品の測定件数は2984件。このうちセシウムの検出率は8.8%。基準値(一般食品、1kg当たり100ベクレル)を超過した物は2.6%だった。

 

 もっともセシウム濃度が高かったのは、秋の味覚で知られるコウタケ(イノハナ)で基準を100倍以上上回る1万1197ベクレルだった。マツタケも2867ベクレル、また市民が調理して持ち込んだマツタケご飯からも2433ベクレルが検出された。

 

 このほか、基準を超過した食品はイノシシ肉(1144ベクレル)、栗(271ベクレル)、くるみ(183ベクレル)、ウサギ肉(165ベクレル)、銀杏(124ベクレル)、カヤの実(106ベクレル)などだった。

http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/29/monitaring120403.html