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明治安田生命 日本株組み入れのESGファンドに総額350億円投資。ポジティブスクリーニングでの銘柄選定とパフォーマンス評価でESG投資の高度化目指す(RIEF)

2020-12-10 12:10:39

maiyasu001キャプチャ

 

 明治安田生命保険は、日本株を組み入れ対象としたESGファンドに総額350億円を投資すると発表した。グループ会社の明治安田アセットマネジメント(MYAH) が運用するファンドに投資する。同ファンドの運用では、ポジティブスクリーニングを通じた銘柄選定やパフォーマンス効果をモニタリングすることで、ESG投資の高度化を進める、としている。

 

 同社が投資するファンドは、MYAHの「明治安田日本株式ESGダイバーシファイド・ファンド」。5段階のESG格付に応じてベンチマークとなる「JPX日経インデックス400」の構成銘柄の組み入れウエイトを調整する。ESG評価を重視した投資ポートフォリオを構築することで、 ESGへの貢献と、収益性の両方の確保を目指すとしている。

 

 同社は、5月に「ESG投融資方針」を定め、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する資産運用を目指している。国連支援の責任投資原則(PRI) への署名などのほか、スチュワードシップ活動の高度化やPRI対応の強化等のために「責任投資推進室」 を新設するなど、ESG対応の社内体制も整備している。

https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2020/pdf/20201204_01.pdf