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第一生命保険、リニューアブル・ジャパン(RJ)と共同で、新潟・阿賀野市で45MWの大規模太陽光発電事業に投資。投資額は未公表。今年11月に稼働の予定(RIEF)

2021-06-03 18:17:04

daiichiseimeiキャプチャ

 

 第一生命保険は、再生可能エネルギー事業開発のリニューアブル・ジャパン(RJ)と共同で、新潟県阿賀野市で設備容量45MWの大規模太陽光発電事業に投資すると発表した。同社が太陽光発電事業に投資参加するのは初めて。投資額は公表していない。一般家庭で約1万5700世帯の年間消費電力量に相当する電力を供給する見込み。

 

 投資する発電所は、「阿賀野市山寺太陽光発電所」。2021年11 月に運転開始の予定。年間の発電量は約4700kWh。プロジェクトの開発業務やアセットマネジメント業務等は、RJが担当する。第一生命は投資家としての参画になる。

 

 第一生命によると、同社は「これまでデット(融資)を中心として積極的に再エネ事業へのファイナンスを実施しているが、今後はエクイティ形態での同事業への投 資も推進していく」と再エネ投資に力を入れていく方針を強調している。

 

 同社は資産運用額約36兆円を抱え、今後、「運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るととも に、責任ある機関投資家として持続可能な社 会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組む」ともしている。

 

 RJは、2012 年の設立。太陽光発電事業を中心に、国内での再エネ事業を企画・開発している。最近は電源多様化策として、従来の太陽光発電や風力発電事業のほか、水力発電事業にも力を入れている。資金調達面では、グリーンプロジェクトボンドの発行を推進している。

 

http://www.rn-j.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/News_20210602.pdf

https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2021_017.pdf