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東京海上ホールディングス、8年連続で「カーボンニュートラル」達成。アジア等でのマングローブ植林と排出削減効果で、3万3000㌧強の「カーボンポジティブ」を実現(RIEF)

2021-08-27 16:08:49

Tokio-001キャプチャ

 

 東京海上ホールディングスは26日、 グループ全体(国内・海外)の事業活動において2013年度から2020年度までの8年連続で「カーボ ン・ニュートラル」を実現したと発表した。アジアを中心に展開しているマングローブ植林による吸収・固定の貢献効果が大きく、カーボンポジティブ量は19年度に比べて1万㌧以上多い3万3000㌧に達した。

 

 2020年度の同社グループの事業活動によるCO2排出量は8万9894㌧(Scope1:1万3163㌧、Scope2:5万3977㌧、Scope3: 2万2754㌧)。これに対してCO2の吸収・固定削減量は12万3531㌧で、差し引きカーボンポジティブ3万3637㌧を達した。https://rief-jp.org/ct2/106180

 

 CO2吸収・固定削減量のうち、大半の12万㌧が、同グループが東南アジアや南アジア、太平洋州で2013年度から展開しているマングローブ植林による吸収・固定の結果だった。植林面積は1万1618ha。前年より378haの増加となった。

 

  ただ、植林面積は増加したものの、吸収・固定量の推計は1万㌧減少となっている。グリーン電力証書はグループの米フィラデルフィア社の事業活動に伴う電力使用量の100%分に相当する3531㌧分を購入した。

 

 マングローブ植林によるCO2吸収・固定量の情報は、電力中央研究所に評価・算定を依頼し、報告書を受けている。同情報と、エネルギー起源のCO2排出量情報については、EY新日本有限責任監査法人から第三者保証を受けている。

 

https://www.tokiomarinehd.com/release_topics/release/l6guv3000000deas-att/210826_J.pdf