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東京海上グループ、2018年度も「カーボン・ニュートラル」を超過達成。2013年度から6年連続。アジア等でのマングローブ植林によるCO2吸収・固定効果が絶大(RIEF)

2019-08-20 17:47:48

tokiomarine2キャプチャ

 

  東京海上ホールディングスは、グループ全体(国内・海外)で2018年度のカーボンニュートラルを実現したと発表した。同社のカーボンニュートラルの達成は、2013年度からで、6年連続となる。事務所等での省エネ・エネルギー効率化のほか、社会貢献活動として1999年から実施しているアジア等でのマングローブ植林活動によるCO2吸収・固定活動等が貢献した。

 

 (写真は、ベトナム北部で実施したマングローブ植林の状況)

 

同社によると、2018年度のグループ全体でのCO2排出量は11万1509㌧。これに対して、CO2吸収・固定・削減を合計すると、15万3335㌧と、差し引き4万1832㌧のカーボン・ポジティブだった。

 

 排出量の内訳は、スコープ1(直接排出量)1万5007㌧、スコープ2(光熱費等間接排出量)6万7203㌧、スコープ3(航空機出張等)2万9300㌧。吸・固定・削減量の内訳は、マングローブ植林による吸収・固定が大半の15万3335㌧、残りはグリーン電力証書3335㌧となっている。http://rief-jp.org/ct2/91971

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 CO2排出量等の妥当性については、EU新日本有限責任監査法人の第三者保証を取得している。また、マングローブ植林によるCO2吸収・固定量情報は、電力中央研究所が評価・算定している。

 

 カーボンニュートラルにもっとも貢献しているマングローブ植林は、2019年3月時点で、東南アジア、南アジア、フィジーの9カ国で実施しており、総植林面積は1万930haに達している。これは、100m幅で植えたとして、東京駅から新幹線に乗って、山陽新幹線の新山口駅までの距離を植林したことになる。

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