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「クラゲ債」で水族館改築費調達 山形県鶴岡市(東京)

2013-04-05 18:29:05

展示されたクラゲについて小学生に説明する加茂水族館の村上龍男館長(右)=3月、山形県鶴岡市
展示されたクラゲについて小学生に説明する加茂水族館の村上龍男館長(右)=3月、山形県鶴岡市
展示されたクラゲについて小学生に説明する加茂水族館の村上龍男館長(右)=3月、山形県鶴岡市


山形県鶴岡市はクラゲの展示種類数が世界一で、英ギネスの認定を受けた市立加茂水族館の改築にあたり、改築費調達を目的にした住民参加型の公募債「クラゲドリーム債」の募集を今月18日から始める。総務省地方債課によると、水族館の改築目的で公募債を発行するのは全国でも珍しい。

水族館は、オワンクラゲなど40種余りのクラゲを展示しているが、スペースが手狭なのが悩み。改築で2倍以上に広げ、「世界に通用するクラゲの水族館」(村上龍男館長)にする狙いだ。

「加茂水族館クラゲドリーム債」の発行額は3億円で、一口10万円で市民以外でも購入可能。