HOME |山形・鶴岡市の水族館 クラゲ公募債6億円募集に 約6倍の35億円も応募(毎日) |

山形・鶴岡市の水族館 クラゲ公募債6億円募集に 約6倍の35億円も応募(毎日)

2014-03-17 23:09:58

籠に入るクラゲを見守る鶴岡市立加茂水族館の村上龍男館長=山形県鶴岡市役所で2014年3月17日、長南里香撮影
籠に入るクラゲを見守る鶴岡市立加茂水族館の村上龍男館長=山形県鶴岡市役所で2014年3月17日、長南里香撮影
籠に入るクラゲを見守る鶴岡市立加茂水族館の村上龍男館長=山形県鶴岡市役所で2014年3月17日、長南里香撮影


「クラゲ展示種類数世界一」の山形県鶴岡市立加茂水族館のリニューアル費用に充てるミニ公募債「クラゲドリーム債」の抽選会が17日、水族館の主人公のクラゲを使って同市役所で行われた。

公募債は発行額6億円に対し、4030人と34法人から35億円分の応募が寄せられる人気。昨年4月発行の第1回公募債(発行額3億円)が募集開始わずか20分で完売したため、今回はクラゲに運を任せる抽選にした。

市役所6階の大会議室には直径1メートルの水槽が据えられ、16組に分けた応募者に合わせて、水槽の上下に1〜16の数字を書いた籠を設置。直径約5センチの東南アジアの海のクラゲ「ブルージェリー」25匹を放し、クラゲが早く入った二つの籠の応募者が当選となった。残りはくじ引きで、20日に当落が通知される。

同水族館は6月1日にリニューアルオープンする。村上龍男館長は「予想以上の応募は、新しい水族館への期待の表れ。クラゲのように舞い上がるような気持ち」と話した。

今回のクラゲドリーム債は5年満期で、5年もの国債利率に0.266%を足した利率。1人当たり購入額は10万円から200万円まで。購入者に新水族館のオープン前内覧会招待や水族館グッズの入った福袋がプレゼントされる。【長南里香】

 

http://mainichi.jp/select/news/20140318k0000m040094000c.html