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積水ハウス・リート投資法人、総額65億円のグリーンボンド2本を発行。都内の取得物件のリファイナンス資金等に充当(RIEF)

2019-07-06 22:17:49

sekisuirietキャプチャ

 

 積水ハウス系の不動産投資信託(J-REIT)である積水ハウス・リート投資法人は5日、2本のグリーンボンドの発行を決めた。総額65億円で、いずれも同法人が都内のグリーン適格資産を取得した費用のファイナンス、リファイナンス資金に充当する。

 

 (写真は、グリーンボンドの資金使途となる都内の「プライムメゾン銀座イースト」)

 

 発行するグリーンボンドは、利率年0.220%の5年債が40億円、同0.570%の10年債が25億円。いずれも、日本格付研究所からAAの信用格付を取得、グリーンボンドのセカンド・オピニオンは、Sustainalyticsより、市場基準のグリーンボンド原則(GBP)への適合性を認められている。

 

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 また、同ボンドは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の第7目標(入手可能でクリーンなエネルギー)、第11目標(持続可能な都市とコミュニティ)にそれぞれ合致するとの評価も得ている。

 

 引き受け主幹事は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、SMBC日興証券の3社。事務主幹事は三菱UFJモルスタ証券が務めた。

 

 資金使途対象となる不動産は、「プライムメゾン銀座イースト」、「エスティメ ゾン白金台」、「エスティメゾン赤羽」の各取得資金。同社のグリーンボンドフレームワークによると、今回、資金ファイナンスをした3物件を含め、グリーン適格資産を48件、2430億円保有している。https://rief-jp.org/ct4/85706

 

 積水ハウス・リート投資法人は、2018年5月、これまでの積水ハウス・リート投資法人と積水ハウス・レジデンシャル投資法人が合併して、「住居・オフィスビル」を中核資産とする「総合型リート」として展開している。

http://sekisuihouse-reit.co.jp/file/news-1b3a351ff51d6f569a19aa69020e4ebc52a64426.pdf