HOME |日立キャピタル、青森県での「十三湖風力発電所」を稼働。15基の風力発電設備で、総発電量34.5MW。2万4000世帯の電力消費分を提供(RIEF) |

日立キャピタル、青森県での「十三湖風力発電所」を稼働。15基の風力発電設備で、総発電量34.5MW。2万4000世帯の電力消費分を提供(RIEF)

2019-08-09 23:47:23

jyusan1キャプチャ

 

 日立キャピタルは、青森県五所川原市・中泊町で建設していた「十三湖風力発電所」の竣工式を開いた。出力2300kWの風力発電設備15基を備え、合計発電量は34.5MW。一般家庭約2 万4000世帯分の電力を供給し、CO2排出量を年間約5万4000㌧削減できる。

 

 十三湖発電所は2017年4月に着工。7月1日からにすでに稼働している。事業者は、同社グループの「津軽風力発電」。EPC(設計・調達・建設)は、日立パワーソリューションズが請け負い、保守も同社が担当する。発電した電力は固定価格買取制度(FIT )に基づき全量、東北電力に売電する。

 

 竣工式には同社や市、町などの関係者約90人が出席した。津軽風力発電の見上伸社長は「この地域は風が強いので、風力発電に適している。安定運転できると期待している」と述べた。

 

 売電収入の一部は「農山漁村再生可能エネルギー法」に基づいた協定により、地元の土地改良区 の維持管理に資する取り組みにも利用される。

 

 日立キャピタルグループは青森県では、下北半島の横浜町、五所川原市市浦地区などでも風力発電事業を展開している。

 

https://www.hitachi-capital.co.jp/hcc/newsrelease/2019/20190731.pdf