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高級プレタポルテのコムデギャルソン、三菱ケミカル製の生分解性プラスチックのショッピングバッグ等に切り替え。「脱プラは最先端のファッション」。世界の直営店で配布(RIEF)

2019-08-30 22:35:27

コムデギャルソンキャプチャ

 

 生分解プラスチックは、今やファッショントレンドの最先端のようだ。日本発のプレタポルテブランドのコムデ ギャルソン(東京)は、三菱ケミカルが開発した生分解性バイオマスプラスチック「BioPBS」製のショッピングバッグ及びラッピング袋を世界19カ国の直営店で配布し始めた。

 

 三菱ケミカルの「BioPBS」は、同社とタイPTT Global Chemical社が折半出資するPTT MCC Biochem Company Limited(バンコク)が製造するバイオマス由来の生分解性バイオマスプラスチック。

 

 同プラスチックは植物由来で、成分のPBS(ポリブチレンサクシネート)は自然界の土中で微生物の力で水とCO2に自然分解される特性がある。一般的な生分解性樹脂の中でも、高い耐熱性をもち、繊維などとの相溶性等が高いとされる。

 

 コムデギャルソンは、日本のファッションデザイナー・川久保玲氏が1969年に設立したプレタポルテブランド。現在、パリ、ニューヨーク、ロンドンなど世界約200カ所に直営店を持つ。

 

 コム デ ギャルソンは、年間数百万枚のショッピングバッグやラッピング袋を使用しており、今後、これをすべて「BioPBS」製に代えていく、としている。

https://www.m-chemical.co.jp/news/2019/1207226_7467.html

https://www.rakuten.ne.jp/gold/gsc-rinkan/category/180917_garcons/main.html