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環境、経産、農水の３省、来年度以降の温室ガス排出量取引で国内２制度の統合案（日刊工業）

2012-06-20 07:13:40

経済産業省と環境省、農林水産省は２０１３年度以降の国内の排出量取引について、既存の２制度の統合を柱とする新制度案を取りまとめた。温室効果ガスの排出量削減活動によって創出された排出枠（クレジット）の活用を促す環境整備の重要性を強調。多様な主体の参加や地域活性化につながるような制度設計を求めている。



　取りまとめ案は、「国内クレジット制度」と「オフセット・クレジット制度（Ｊ―ＶＥＲ）」の２制度が併存している現状では、事業者がどちらの制度を利用すべきか分かりにくいと指摘。両制度の良い点を相互補完する形で事業者の利便性を高めるとともに、海外のクレジット制度との互換性などを見据えた新制度の創設を提言している。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520120620caak.html