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「ふくしま自然エネルギー基金」設立、正式発表。数十億円規模の寄付金を内外から募る。福島県自体の「脱原発・入再エネ」の象徴に(各紙)

2016-01-10 00:24:41

aidudenkiキャプチャ

 各紙の報道によると、福島県を再生可能エネルギーの先進地にするため、母体となる「ふくしま自然エネルギー基金」設立が8日、正式に発表された。

 


 基金設立の発起人代表を務める会津電力(本社・喜多方市)の佐藤弥右衛門社長=大和川酒造店代表社員=らが、福島市で記者会見をし手、明らかにした。寄付によって募集する資金規模は、当初、想定されていた数億円規模から、数十億円規模へと引き上げられた。

 

 記者会見で、佐藤社長は設立までの経緯を説明し、基金は3月までに運営母体の一般財団法人をまず、発足させ、9月ごろに公益財団法人化を目指すとしている。

 

 基金は、ホームページなどを通じて国内外に寄付を求める計画だ。資金規模も数十億円と高く掲げた。寄付で集めた資金は、太陽光発電などの普及や地域活性化事業、教育・福祉事業などへ費用支援する予定だ。2017年1月から支援を始める予定。

 

 発起人には「脱原発」を掲げる唯一の金融機関、城南信金(本店・東京都)の吉原毅相談役のほか、福島県立博物館の赤坂憲雄館長らが同席した。

 

 
 基金は、東京電力福島第一原発事故の教訓を伝えるアーカイブ事業も展開する計画。

http://rief-jp.org/ct7/57440