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東京都が、熊本に8000kwメガソーラー建設 官民ファンド通じ出資(FGW)総投資額30億円

2013-02-02 13:44:13

各地に建設が進むメガソーラー
 

各地に建設が進むメガソーラー
各地に建設が進むメガソーラー


東京都は1日、都が出資する官民連携インフラファンドを通じて、熊本県芦北町に出力8000kwのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する、と発表した。今年12月に運転開始の予定。発電した電力は固定価格買い取り制度を利用して九州電力に全量売電する。



ファンド運営事業者のスパークス・アセット・マネジメントが投資案件をまとめた。事業規模は総額30億円で、資金調達のうちファンドが約10億円分を投資する。そのうち、都の投資分は約1億円。残りは借入金等で資金調達する。都の資金と信用力をベースに民間の投資資金と融資を集めるパブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)の投資案件となる。

 


 

ファンド概要





































名称 スパークス・官民連携グリーンエナジー投資事業有限責任組合
(愛称:スパークス・グリーンインフラ・ファンド)
無限責任組合員 スパークス・グループ株式会社
ファンドマネジャー スパークス・アセット・マネジメント株式会社
組合設立日 平成24年10月15日
投融資対象 電力関連事業等
組合存続期間 平成30年1月31日まで
出資方法 一括払込
想定リターン IRR10%

都の出資概要













都の出資金額 15億円
都の出資日 平成25年1月24日

発電施設概要





































運営会社 SGET芦北メガソーラー合同会社
所在 熊本県葦北郡芦北町大字女島770-6(芦北町有地)
発電方式 太陽光発電
敷地面積 約90,000平方メートル
出力 約8,000キロワット
運転開始 平成25年12月(予定)
総事業費 約30億円
ファンド投資額 約10億円
(予定するファンド規模から想定した都の出資持分額は、約1億円に相当すると見込まれる)

 

※SGET芦北メガソーラー合同会社は、スパークス・グループ(株)の100%子会社であるSGET(スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(株)事業内容:再生可能エネルギーによる電気の供給業務を行う事業者に対するコンサルティング業務等)が、熊本県葦北郡芦北町で太陽光発電事業を行うため設立した。

 

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/02/20n21500.htm