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スペインのゲスタンプソーラー社、太陽光事業 日本市場で世界売り上げの2割に(各紙)

2013-04-22 13:08:05

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solaroogle0408_001_s各紙の報道によると、日本で太陽光発電事業に参入するスペインのゲスタンプ・ソーラーは、世界全体の売上高に占める日本の割合を2015年をメドに2割に高める考えを示した。欧州市場の縮小に対応、日本での事業を柱に据える。日本企業から投資を募る意向も明らかにした。


 日本では15年までに外資系で最大規模の計30万キロワットのメガソーラーの建設を計画する。3年間の総投資額は約900億円に達する見通し。バラードCEOは「単体では賄えない」とし、エネルギー関連会社やファンドなど複数の相手と交渉をしていくと明らかにした。すでに環境コンサルの環境経営戦略総研などと提携している。




 同社はスペインの自動車部品大手、ゲスタンプのグループ会社で、世界売上高は2012年に3億6300万ユーロ(約470億円)。15年は3割増の4億8300万ユーロを目指している。日本では14年半ばから売電を本格展開する予定だが、15年をメドに、売り上げ全体の2割にあたる1億ユーロ規模の売り上げを日本市場で実現する計画だ。