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ワタミが太陽光発電事業に参入、北海道に15MWのメガソーラー(環境ビジネス)

2013-08-22 16:30:54

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watami20130822kb002ワタミは、市民風力発電(北海道)と連携して、北海道勇払郡厚真町にメガソーラーを建設し、太陽光発電事業に参入する。これは、厚真町による地域振興のための公募事業において、市民風力発電がSPC(特定目的会社)を組成して策定したメガソーラーの事業企画が選出され、ワタミの100%子会社で同社グループの環境事業を推進するワタミエコロジーがSPCのスポンサーとして出資・融資を実行し、事業の管理を行うもの。

同発電所の出力は約15MW、年間発電量は約15,000千kWh。売電先は北海道電力。着工は今年10月、竣工・本格稼働は2014年11月末。ワタミグループは、アセットマネジメント等の事業管理全般、グループ事業と地域との連携を行い、市民風力発電は、開発全般及びプロジェクト推進、運営・保守メンテナンスなどを手がける。

ワタミグループは、再生可能エネルギー事業の強化と、グループのCO2削減を推進することを目的として、自社の食品製造センター13カ所の屋根にルーフソーラーを設置し、今年10月から順次稼動する計画を立てている。グループの環境方針である「2020年度CO2 50%削減(08年比)」を達成するためには、さらなる再生可能エネルギー事業の推進が必要であると考え、市民風力発電と連携して北海道内でのメガソーラー事業に参画した。

同グループは、昨年3月に秋田県にかほ市で「ワタミの夢風車 風民(ふーみん)」の稼働を開始し、風力発電事業に参入。現在は、秋田県で3 基の風車(6MW)が稼動しており、メガソーラーと合せてワタミグループの電力の約 16%相当を再生可能エネルギーとして発電することになる。

 

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