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11月世界の平均気温も過去最高、5月以降7ヶ月連続過去最高気温更新中。今年は「世界が最も暖かい年」となることほぼ確実に（RIEF）

2015-12-18 17:26:44

AOO11キャプチャ

　米海洋大気局（NOAA）は17日、11月の世界の平均気温が地表の気温、海面水温とも過去最高を記録したと発表した。2015年が近現代史上で最も暑い年になることは、ほぼ確実になった。

 

　NOAAは月例気象報告書によると、先月の世界の地表・海面合わせた平均気温は、20世紀の平均を1.75℃上回った。これは1880-2015年の間でもっとも高い気温で、過去の最高気温(2013年）よりも0.27℃高かった。

 

　地表気温は平均より2.36℃高かった。これは11月としては過去136年間で5番目の高さ。海面気温は1.51℃高く、これは過去最高だった。つまり、海面気温の上昇が世界全体の気温上昇を底上げした形だ。

 

　今年は11月までの7か月連続で、世界の気温は最高記録を更新し続けていることになる。

また11月の北極海の氷表面積は、1981-2010年間の平均より36万平方マイル少なかった。比率にして8.3%の減少。1979年以来でみると、6番目の小ささだった。一方、南極の氷は平均より8万平方マイル多かった。

 

　NOAA国立環境情報センターのジェイク・クラウチ（Jack Crouch）氏は「現時点で、われわれは2015年が記録史上、最も暖かい年となることをほぼ確信している」と語った。

 

http://www.ncdc.noaa.gov/sotc/summary-info/global/201511