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東ガス、東電の火力発電建て替えに参画の意向表明（各紙）　いよいよ東ガスが「総合Utility企業」化へ

2012-10-31 11:14:24

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各紙の報道によると、東京ガスの岡本毅社長は30日の決算発表会見で、東京電力の火力発電所の建て替え計画に参加するなどの提携を東電に提案する意向を表明した。燃料調達と電力小売り分野での協力も検討しているという。東電は幅広く提携案を募集しており、有識者による第三者委員会の審査を通じて、東ガスの提案を受け入れるかどうかを決める。


　岡本社長は「首都圏の電力供給を安く、安定にして、競争市場を整備することに貢献したい」と発言。東電が今月に設置した「ビジネス・アライアンス委員会」に提案企業の登録申請をしたことを明らかにした。




　具体的な提案内容は「登録が認められれば検討する」（岡本社長）としているが、東電の老朽化した火力発電所を共同で建て替えることが柱になる見通し。燃料を共同調達したり、ガス空調などを通じてピーク電力抑制に協力したりするなどの案も検討する。




　東電は火力発電の建て替えや新設に外部資金を呼び込むため、入札を実施する考え。大阪ガスやＪＸ日鉱日石エネルギーなど、ほかのエネルギー関連企業も東電との提携に関心を示しているとみられる。