インド:反核活動家の拘束長期化の懸念(Amnesty) ロシア製原発に反対、裁判なしの長期拘束。インドも中国みたいだ
2012-11-19 14:40:46

11月3日、タミルナドゥ州ヴェローア中央刑務所に警官が訪れ、ルーデサミ(68歳)とナザリン(40歳)にある命令を通告した。その命令は起訴や裁判なしで最高1年間拘禁できるという規定がある州公安法に基づく。2人は18カ月に及ぶ反対運動の中心地の海岸地方のボランサカライ村の住人で、9月10日から拘禁されている。彼らは、集会の人数制限違反、殺傷能力ある武器による暴動、警察官襲撃未遂など数件の嫌疑をかけられている。
一連の抗議行動の最後の9月8日と9日の両日、警察は建設工事現場に向かう数百人のデモ隊に実力行使した。情報によれば、警察はデモ隊に対して催涙弾を発射し、警棒で追い払った。その結果、子どもを含む60人ほどが負傷した。デモ隊の中には警察の実力行使に対して砂や石を投げて応じた者もいた。さらに、マナッパド村のデモ隊の1人が警察によって射殺され、イディンサカライにおける警察の実力行使で報道関係者数人が負傷した。その際、警察は500人ほどのデモ参加者を追い払い、彼らの車両を燃やし、所持品を略奪した。
全部で49人の男性と7人の女性のデモ隊員を警察が拘束した。彼らの容疑は、集会の人数制限超過、殺傷能力のある武器による暴動、警察官への襲撃などを含んでいる。地方裁判所は男性13人、女性4人の保釈を命じ、現在、5人が保釈されている。
2011年と2012年にさまざまな容疑で起訴された1000人以上の中で53人が騒乱罪に問われ、いつ逮捕されてもおかしくない。それらの人のなかに、反核人民運動(PMANE)の中心的リーダーのS.P.ウダヤクマール博士、プシャパラヤン元神父が含まれている。彼らは平和的な反対運動を展開している。これらの罪で有罪となれば、終身刑を言い渡される可能性がある。
追加情報
PMANEは、2011年7月以来、原発の建設に対する反対運動の中心となってきた。クダンクラムの近隣のいくつもの村は2004年12月に南アジアと東南アジアを襲った津波で被災していて、住民たちは同じような津波が来たときに放射能汚染が起きることを心配している。S.P.ウダヤクマール博士は、政府が設置した専門家委員会が行った安全性の確認調査は民間の調査委員会が指摘する問題点を解明できていないと述べている。
2011年3月の福島の災害以降、原発が建設されれば地元が危険にさらされるとして反対運動が高まっている。彼らは、影響は少なくとも建設場所の付近に住む15000人に及ぶであろうと心配している。
http://www.amnesty.or.jp/get-involved/ua/ua/2011ua367.html

































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