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IAEA、福島県施設に拠点 除染など技術支援(河北新報)

2012-11-29 13:09:38

IAEAの安全対策部門
東京電力福島第1原発事故に対処するため、福島県と国際原子力機関(IAEA)が予定する放射性物質の除染などの共同プロジェクトをめぐり、その活動拠点を福島県が所有する施設に置く方向で調整が進んでいることが28日、分かった。プロジェクトは除染や県民の健康管理などが柱で、拠点は来年前半の運営開始を目指す。日本政府筋が明らかにした。

IAEAの安全対策部門


 除染は今後本格化する活動で、IAEAは廃棄物処理や福島県が進める全県民の健康管理調査などとともに、県を技術面で支援する。現地には国際的な専門家チームを派遣することを想定。県施設に拠点を置くことで緊密な連携を狙う。

 
 活動拠点は実施プロジェクトの調整やIAEA関係者が福島入りした際の足場になる見通し。福島県は活動予定地域へのアクセスなどを踏まえ、場所の最終的な選定を進めているとみられる。

 

 政府筋によると、政府とIAEAが12月15日から郡山市で開く「原子力安全に関する福島閣僚会議」までに概要をまとめたい考えで、年明け以降、本格的な準備に取り掛かることを検討している。会議に合わせ、福島県の佐藤雄平知事はIAEAの天野之弥事務局長との間で協力文書に署名する予定。

 

 IAEAは福島第1原発の事故処理で複数の専門家チームを福島県に派遣するなど積極的に協力。佐藤知事は8月末、ウィーンのIAEA本部を訪れて天野氏に除染活動などでの協力や専門家の派遣を要請し、天野氏も同意していた。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121129t61009.htm