福島県・石川家畜市場が閉鎖へ 来年3月末、原発事故追い打ち 消える子牛のセリ市(河北新報)
2012-12-19 09:34:11

福島県双葉郡などから出荷された子牛の競りを行っている石川家畜市場(福島県石川町)が来年3月末で閉鎖されることが18日、決まった。福島原発事故の影響で出荷が減り、運営主体の石川郡畜産農業協同組合(同)が存続不可能と判断した。 閉鎖は組合員の投票で決めた。委任状を含めて165人中154人が賛成した。
取扱数は1995年度の4421頭をピークに減少傾向をたどり、原発事故のあった昨年度は2621頭に減った。競り市は月1回で昨年度は採算ベースの200頭を割る時もあった。ことしは230~240頭で推移している。
組合によると、畜産農家は放射能汚染で使えなくなった稲わらに代えて輸入飼料を与えざるを得ず、飼料代の増加で経営が悪化している。放牧できず、牛のストレスが高まり、流産や死産も増加。農家の高齢化で組合員が減ったことも閉鎖理由になった。
県内の子牛の競り市は来年度以降、本宮市の県家畜市場だけになる。
地元の農家太楽利吉さん(67)は「本宮市まで運ばなくてならず費用がかさむが、仕方ない。出荷の少ない市場は買い手がつかず、値段が下がる悪循環に陥る」と話した。
渡辺一雄組合長は「原発事故が決定的だった。閉鎖は心苦しかったが、組合員のことを考えるとやむを得なかった」と説明した。 組合によると、石川家畜市場は明治中期に始まり、百数十年の歴史がある。双葉郡のほか、石川郡やいわき市などの牛を扱っている。
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121219t63009.htm

































Research Institute for Environmental Finance