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パロマの湯沸かし器事故、東京地裁 1億2千万円賠償命じる判決(各紙)

2012-12-21 18:31:26

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2005年、パロマ工業(現パロマ、名古屋市)製のガス湯沸かし器で一酸化炭素(CO)中毒を起こして死亡した大学生、上嶋浩幸さん(当時18)の両親らが同社などに約2億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(三角比呂裁判長)は21日、パロマと不正改造を行った修理業者に対して計約1億2千万円の支払いを命じた。同じく被告となっていた東京ガスに対する請求は棄却した。


 事故は05年11月、東京都港区のマンションで起きた。修理業者によって不正改造された湯沸かし器が不完全燃焼を起こして室内にCOが充満。その結果、上嶋さんが中毒死したほか、一緒に部屋にいた兄も重症になった。




 原告側は、パロマが改造が容易な構造の湯沸かし器を製造・販売し、十分な安全対策を怠ったと主張。さらに東京ガスに対しても、ガス事業者として利用者の安全を確保する責任があるのに、それを怠ったと訴えていた。




 同事故の刑事責任については、東京地検が2007年12月に、同社の元社長と元品質管理部長を業務上過失致死傷罪で在宅起訴。東京地裁は10年5月、「パロマ側が機器の点検・回収という安全対策を講じていれば、事故は防げた」として、2人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡し、確定している。

http://www.paloma.co.jp/