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東電福島原発の港湾内のシルトフェンス 台風26号の影響で またも破損 「ブロック効果」全くなし(各紙)

2013-10-18 17:23:46

先の台風で遮断されたシルトフェンス
先の台風で遮断されたシルトフェンス
先の台風で遮断されたシルトフェンス


各紙の報道によると、東京電力が福島第1原発港湾内に設置していた汚染水の流れを抑えるための水中カーテン「シルトフェンス」が、台風26号の影響で破損したことがわかった。破損したのは、5、6号機の取水口近くに設置したもので、9月に台風20号の影響で破損したため、二重化したうちの外側のフェンス部分。台風来襲の度に、吹き飛ばされているわけだ。

 

今回のシルトフェンスの破損は、台風26号の影響による高波が原因とみられる。このフェンスは9月に破断したため、10日に二重化されたばかりだった。今回の破損はそのうちの外側に張られた1枚。このため東電は「機能に問題はない」と説明しているが、二重化の意味はなくなった。

 
 シルトフェンスはカーテン状の布に重りを付け、浮きから海中につり下げる構造。海水の流れを抑え、海底にある汚染された土砂が拡散しないようにする効果があるとされる。安倍首相が「汚染水の影響は完全にブロックされている」と国際公約した際、実際に海洋流出を止める措置は、このフェンスしかなく、多くの人が首をかしげた。同フェンスには、海水流出入の遮断効果はない。