震災復興・原発事故対策予算 大幅積み残し 11年度分も5700億円“塩漬け”、福島県の12年度「除染費」消化率も39%だけ 政府の消極姿勢反映(福島民友)
2013-11-01 12:14:20
会計検査院は31日、東日本大震災に関する2011(平成23)、12年度の復興関連予算の調査結果を公表、11年度予算の5702億円が今も使われずに繰り越され“塩漬け”となっていることを明らかにした。
東京電力福島第1原発事故を受けた福島県の復興施策に影響する12年度の除染関連事業は、本年度への繰り越しが全国枠で2757億円に上り、消化率は39%にとどまった。手厚い除染費用が計上されても、除染作業の遅れから多額の予算を繰り越している実態が浮かんだ。
検査院によると、この2年分の復興関連予算は総額19兆8949億円に上り、消化率は今年3月末時点で77.2%、15兆3644億円だった。このうち国の原子力災害対策予算は11年度が107事業で9808億円、12年度は66事業で5319億円と2年で計1兆5127億円に上り、補助金や基金として6986億円を地方自治体に交付した。
原子力災害対策予算の84%が福島県と県内の市町村に振り分けられ、11年度は80%を消化したのに対し、12年度の消化率は39%だった。
除染関連費用の執行の遅れについて、早期の除染完了を目指す福島県内双葉郡内の首長からは、仮置き場や中間貯蔵施設の整備、除染技術の確立など、課題解決に向けた国の取り組み強化を求める声が上がった。
川内村の遠藤雄幸村長は「除染は復興に欠かせない。予算を残さず使い切るつもりで進めていく必要がある。中間貯蔵施設はきちんと国が責任を持ち、仮置き場は県や自治体も協力しながらやっていくしかない」と話した。楢葉町の松本幸英町長も「(関係省庁は)しっかりと予算を消化し、復興の加速化に向けて努めてほしい」と注文した。
富岡町の宮本皓一町長は「中間貯蔵施設が除染と一緒にスタートしなかったことと、除染技術が確立していないことが遅れにつながっている。中間貯蔵施設が決まらないと、仮置き場に汚染土壌が放置される心配がある。設置をしっかり進めてほしい」と語った。
http://www.minyu-net.com/news/news/1101/news1.html

































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