福島原発4号機からの使用済燃料プールからの燃料取り出し作業一時延期へ、実証試験を追加(各紙) 机上のシミュレーションだけだったとは!
2013-11-05 15:06:39

各紙の報道によると、東京電力は今月8日も開始を予定していた福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを延期することになった。取り出し作業を開始する前に、実際の燃料輸送容器を使って作業の安全性を確認する実証試験を追加することにしたため。実施前に緊急に実証試験を組み込んだのは安全への配慮といえるが、取り出し計画自体が十分に練り上げられていなかったことを裏付ける。
急きょ実施することになった現場での実証試験には、準備を含めて数日かかる見込みという。このため、早ければ8日に始まる予定だった燃料取り出しは1~2週間程度延期される見通し。
燃料取り出しに向け、クレーンを備えた4号機の建屋カバーは既に完成している。しかし、これまで実際にクレーンを動かして燃料をプールから取り出し、新たに輸送容器に格納するための作業についての実証試験は行われていなかった。
4号機の核燃料プールの処理については、世界中が注目しており、作業開始直前での取出し計画の延期に、東電の対応力だけでなく、監督する立場にある原子力規制委員会の事前チェックの緩さが浮き彫りになった形でもある。改めて、約1500本にものぼる燃料棒の取り出し作業が順調に遂行されるのかということに、懸念を高めたともいえる。

































Research Institute for Environmental Finance