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福井原発群で福島並み事故発生すると 琵琶湖の20%、飲料基準超と予測  近畿圏の飲料確保パニックに(東京)

2013-11-18 14:41:03

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ShigaPK2013111802100114_size0滋賀県は十八日、隣接する福井県の関西電力大飯原発や美浜原発で、東京電力福島第一原発並みの事故が発生した場合の琵琶湖の汚染予測値を公表した。琵琶湖は京都や大阪の飲料水源だが、場所によっては半月ほど飲料基準を上回る放射性物質が検出され、取水制限につながる可能性がある。同日午後、原発防災対策を協議する有識者会議で報告する。


 取水源となっている水深五メートルまでで予測したところ、事故の発生直後は最大で約20%の範囲で、一リットル当たり二〇〇ベクレル以上の放射性セシウムや同三〇〇ベクレル以上のヨウ素が検出されると試算。原子力災害時の緊急措置として国が設けている基準値を上回る結果となった。同様の状態が十~十五日間、続く場所もある。




 セシウムの濃度はその後、徐々に下がるが、大津市などに面する「南湖」で約八十日、滋賀県彦根、長浜市などに接する「北湖」でも六十日近くにわたって、通常時の飲料水の基準値にあたる一リットル当たり一〇ベクレルを超過。影響が長期に及ぶ可能性を示している。




 汚染予測は県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)が算出。福島原発事故で放射性物質の飛散量が最も多かった二〇一一年三月十五日と同じ量が飛散したと仮定し、大飯、美浜から飛散した物質が、三十~六十キロ離れた琵琶湖面に二十四時間で最も多く飛来する八つの気象パターンで求めた。