HOME |東電調査で福島第一原発港湾内から、11万ベクレルの汚染魚採取 多数の汚染魚を沖合20km圏にかけて検出(FGW) 汚染はコントロールどころではない! |

東電調査で福島第一原発港湾内から、11万ベクレルの汚染魚採取 多数の汚染魚を沖合20km圏にかけて検出(FGW) 汚染はコントロールどころではない!

2013-11-20 22:17:09

murasoi
murasoi東京電力は20日、福島第一原発沖で採取された魚介類の核種分析結果を公表した。それによると、原発隣接港湾内では、11万ベクレルを越すムラソイが検出されたのをはじめ、カサゴ、クロソイ、アカエイ、マコガレイなどから、数千、数万ベクレルの高濃度セシウムが検出された。また港湾から20km圏以内でもマアジ、コモンカスベなどから、食品基準を上回るセシウム量を検出した。福島原発の港湾から港湾外まで、魚介類の汚染が進行していることが判明したことは、先の安倍首相の「(汚染水は)コントロールされている」発言が、根拠のないことを、東電自身の検査データで、立証した格好だ。

 

公表されたのは、「魚介類の核種分析結果(福島第一原子力発電所港湾内)」と「同(第原発20km圏内海域)」という二つの調査結果。前者の港湾内検査結果では、最高濃度が港湾内の北防波堤で採取されたムラソイの11万ベクレルだったほか、東波除堤付近でのカサゴは10万1000ベクレル、港湾口付近のタケノコメバル8万4000ベクレル、北防波堤のムラソイ7万3000ベクレル、港湾中央付近のクロソイ3万4000ベクレル、港湾口付近のマコガレイ1万8800ベクレル、同アカエイ1万800ベクレルなどが検出された。

港湾外でも、食品基準(1kgあたり100ベクレル)を上回る魚介類が検出された。主なものは、熊川沖4km付近で採れたコモンカスベから182ベクレル、請戸川沖合3km付近からのイシガレイ147ベクレル、小高区沖合15km付近のコモンカスベ120ベクレルなど。港湾内より、セシウム濃度は低いものの、基準超過の魚介類が、沿岸部分だけでなく、15kmにまで広がっていることが立証された。

港湾内から15~20km圏にかけて、まんべんなく、基準超過の魚介類が採取されたことで、原発隣接港湾からの汚染水の影響が近海の魚介類に影響を及ぼしている可能性が強まったといえる。

こうしたデータについて、政府は責任ある見解を出すべきだろう。官邸での官房長官会見でも、ぜひ、質問してもらいたい。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/fish01_131120-j.pdf

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/fish02_131120-j.pdf